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上司に仕返しエピソード!30代人生絶望からの逆転!

夜の仕事時代ロン毛しんちゃん

 

30代、40代で人生絶望の危機。

 

あなたも経験があるのではないでしょうか?

 

就職しても嫌な上司がいれば、それだけで嫌な毎日に。

 

私もそんな時がありました。

 

『上司に仕返しエピソード』ということで、今回は私の経験談です。

 

上司のことでストレスをためている人はスカッとしてください。

 

簡単な流れです。

 

27歳先輩に誘われ夜の世界へ

給料月5万円

店長になり給料月30万円

売上があがり給料月75万円

36歳で会社をクビになりそうになる

 

それではお付き合いください。

 

シャルウィダンス?

 

初任給5万円からのスタート

夜の仕事時代のしんちゃん

27歳の頃、私は絵を描いていました。

 

夜の世界を辞め、1年半は「絵を描いて食っていく!」

 

そう決意し、毎日絵を描く日々。

 

ある日、夜の世界で知り合った1つ年齢が上の先輩から

 

「お店を始めるから手伝ってほしい」

 

そう言われ、再び夜の世界へ。

 

この先輩『鳥山(仮名)』とは仲が良く、私のことを兄弟と読んでくれていました。

 

「この人が困っているなら手伝おう!」

 

そんな気持ちも一瞬で吹き飛ばされます。

 

初任給5万円!

 

立ち上げで、お店はマイナスなのは分かりますが5万円て…w。

 

「オレも5万円やで。先々稼がせたるから。」

 

そう言われ、我慢して働くことに。

 

このお店は別にオーナーがいて、上司鳥山と3人でスタート。

 

泊まり込みで働き、それでもお店は赤字。

 

自分の力の無さに悔しい日々を送っていました。

 

そんなある日、上司鳥山からショックな言葉が…。

 

「オーナーが、しんちゃんいるのか?

 

経費の無駄遣いちゃうん?的なことを言っている。」

 

は?

 

こんだけ働いて5万円しかもらえずに無駄だと!?

 

今思えばお店を辞めれば良かったのですが、今よりも更に頭の悪い私は

 

「絶対売上あげて見返したる!」

 

そう思ってしまいました。

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売上をあげても人生が変わったのは上司だけ

夜の仕事時代のしんちゃん

ナンパで鍛え上げた女性の扱い方とコミュニケーション能力のお陰で、売上はどんどん上がっていき、店長就任後は3年連続売上を更新。

 

失敗を繰り返しながらも、年商3億円、在籍女性数98人。

 

そこそこの有名店に。

 

上司鳥山は、お店をオープンした頃からほとんどお店には来ず、ほとんど私がお店を仕切っていました。

 

店長になっても月収30万円。

 

他店なら少なくても月150万円もらってもおかしくない働きをしているはず。

 

上司鳥山は

 

「お前と同じくらいの給料やで。」

 

そう言いながら、家賃25万円のところで暮らし、ベンツ、アウディ、ポルシェと乗り換える贅沢暮らし。

 

何で俺と同じ給料でそんな暮らしができんねん!

 

そう思っていましたが、最高の部下たちとかわいいお店の女性たちとの関係に満足していました。

 

夜の世界では珍しく、辞めた女性が遊びに来たり

 

「しんちゃんは人生で出会った中で1番の先生でした。」

 

と辞める時に涙を流す。

 

金八先生の気分で店長をしていました。

 

「お店の子の辞めた後の人生まで考える」

 

この考えがあったからこそ、お店は大きくなったと感じています。

 

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調子に乗り出す上司鳥山

夜の仕事時代のしんちゃん

 

当時27歳『中井(仮名)』くんが部下につくことで、お店は盛り上がりました。

 

とても有能な人間で、能力は自分より上。

 

お互いを認め合い、上司部下の関係を超える存在に。

 

一方、上司鳥山は

 

「お前ばっかりモテてズルいな…」

 

と訳の分からないことを言い、在籍女性に迷惑をかけだします。

 

鳥山は28歳からこのお店にいましたが、何もせずお金だけもらっているので経験値がない。

 

たまにお店に来て、偉そうに喋って帰るだけ。

 

9年間戦い続けた私から見るとガキに見えてしまいます。

 

それはそれでいいのですが、偉そうにしたがるので迷惑でしかありません。

 

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給料が下げられる事件

夜の仕事時代のしんちゃん

 

9年目で遅すぎる2店舗目をオープン。

 

店長を任され、はじめにしては良い売上。

 

ところが…。

 

「もうお金無いぞ!お前のせいや!」

 

オープン3日目にして、上司鳥山はおかしなことを言いだします。

 

は?

 

9年間のお金はどこにいったん?

 

贅沢暮らしの結果でしょう。

 

お店にお金をプールしていない。

 

それだけならまだ良いです。

 

「すべての責任はお前にある!

 

オレは給料0円にしてもらった!」

 

そう言って給料を月20万円まで下げらえてしまいます。

 

当時、マンションと車を購入したばかり。

 

子供が2人いる状態での20万円は絶望でしかありません。

 

嫁は金遣いが荒く、お金は既にマイナス。

 

朝、親に電話し

 

「オレもう自己破産するしかないかもしれん。」

 

そう言ったのを覚えています。

 

どうにもならない時はどうにもならないんだな。

 

そう感じていました。

 

今後どうするか?

 

悩みながらも仕事には行きます。

 

上司鳥山はご自慢のポルシェで現れ、車の中で説教を毎回するようになりました。

 

「お前はこの9年間何もしていない。

 

オーナーも文句言っているで。

 

部下の中井くんも、お店の女の子もみんなお前のこと嫌いと言っているで。」

 

そんなことをネチネチというワケです。

 

中井くんがオレの悪口を言っている?

 

は?

 

ちょっと待て!と。

 

私は喫茶店に中井くんを呼び出します。

 

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復讐開始

夜の仕事時代のしんちゃん

部下の中井くんが現れ、注文をした後に問い詰めます。

 

「お前オレのこと陰でごちゃごちゃ言うてるらしいな?」

 

すると

 

「お言葉ですが僕のことごちゃごちゃ言うてますよね?」

 

質問を質問で返す中井くん。

 

ウキャキャキャww!

 

そこで爆笑する2人。

 

お互い上司鳥山の話はウソだろう、そう思っていました。

 

お互い信頼し合う仲。

 

そんなウソはすぐにバレます。

 

「このまま2人とも辞めるか…、でも悔しいな。」

 

そんな話をしていると中井くんが黙り込み、こう言いました。

 

「鳥山さん潰しませんかww?

 

一矢報いましょうw!」

 

確かにこのまま辞めるのは面白くない。

 

どうすれば上司鳥山に復讐できるのかを考え、オーナーに鳥山を辞めさせてもらう作戦に。

 

2週間でオーナーに伝えることをまとめ、部下達にも事情を話す。

 

オーナーと直接連絡を取ってはいけないという上司鳥山のルールを無視しての行動。

 

しん重にしん重を重ね、裏で動く。

 

その間もご自慢のポルシェでの説教は続き

 

「中井くんはお前のことを早く辞めてほしいって言ってるで。」

 

その言葉に笑いをこらえる。

 

「オレがお前の立場やったら辞めて実家に帰るわ。

 

何で辞めへんの?」

 

「お前は強そうに見えるけどケンカは弱い。」

 

は?

 

格闘技をやってるだけで、ケンカ強いなんか言ったことないんですけどw!

 

だんだん言うことが無くなってきたのか、小3みたいなことを言い出す上司鳥山。

 

今のうちに好きなだけ喋っとけ!

 

倍返しだw!

 

そんなことを思っていたかは忘れましたw。

 

オーナーと直接会うことができ、事情を説明。

 

いよいよ明日、上司鳥山との対決。

 

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決戦は喫茶店

落ち武者姿で歌うしんちゃん

お店が落ち着いた14時過ぎ、上司鳥山に電話をする。

 

「今日鳩山さんにお話があるので、ご自宅の近くまで今から行っていいですか?」

 

辞めると思ったのだろう。

 

嬉しそうに返事をする鳥山。

 

電話を切り、自宅に向かう。

 

途中、部下の中井くんと合流。

 

待ち合わせ場所に着き、お互いボイスレコーダーの録音ボタンを押し待機。

 

「絶対録音しとけよw!」

 

「ばっちりです!」

 

数分後、眠そうな顔で現れる鳥山。

 

私の車に乗り、3人で近くの喫茶店へ。

 

予想しなかった最後の言葉

お酒を飲見に行くしんちゃん

ドリンクを注文し、話し始める上司鳥山。

 

「で、話って何?」

 

遂にこの時がきた!

 

気を使う必要もない相手に思ったことを話す。

 

「今日でこの会社を辞めます。」

 

私の言葉に嬉しそうにする鳥山。

 

そこに中井くん。

 

「私、中井以下社員全員、本日で辞めさせていただきます!」

 

 

キョトンとする鳥山。

 

中井くんは部下にこう伝えていました。

 

「オレとしんちゃん辞めるけどどうする?

 

鳥山さんと一緒に仕事するか、オレら2人についてくるか。

 

選べ!」

 

二ヤリとする私。

 

「お、お前ら辞めてどうするんや?」

 

アタフタしだす鳥山。

 

「今後はオーナーの下で働きます。

 

部下も全員。

 

あ、お店の女性も全員ですw!

 

オーナーにはもう話してるんで。」

 

要は鳥山のクビ。

 

「どういうことや!どういうことや!」

 

叫び散らす元上司鳥山。

 

この瞬間から、もう上司扱いはしていません。

 

「あの、店に迷惑なんで静かにしてください。」

 

これくらいは予想していたのでクールに対応。

 

「オレは子供が2人おるんや!

 

50万円でもええからくれ!

 

助けてくれ!助けてくれ!

 

オレはお前のことクビにしようとしたことはないぞ。」

 

え?

 

役者さんですか?

 

演技力の高さに驚きを隠せない私と中井くん。

 

「いやー、言うてたやないですか。

 

オレやったら田舎帰るって。

 

帰ったらええじゃないですかw

 

9年間オレに何もしてないって言いましたよね。

 

どっちですか?

 

あと鳥山さん、社員と女性に嫌われすぎですよw!」

 

嫌なヤツと言っても元友達。

 

お金がこの人を狂わせてしまったのだろう。

 

9年の間に、尊敬していた男はただのしょうもないにヤツに…。

 

こんなことなら始めから…的感傷に浸っていると。

 

「やるやん!」

 

は?

 

鳥山がよくぞ俺を倒したな顔で言う。

 

いや、こんな簡単に部下に倒されたらアカンやろw。

 

とツッコミそうに。

 

お店の会計をすまし、トイレに行こうとすると最後に鳥山衝撃の一言。

 

「オレ、ケンカ強いで!」

 

え?どういうこと?

 

トイレで中井くんに質問する。

 

「あのさぁ、聞き間違えかもしれんのやけど。」

 

「ええ、私も聞き間違えかもしれませんが、ケンカ強いってw」

 

「…言うてたよな?」

 

「どういうこと?」

 

ボイスレコーダーを聞き、確かめる。

 

「オレ、ケンカ強いで!」

 

やっぱり言うてたww!

裏切りは始めから

友人の結婚式に参加するしんちゃん

翌日、オーナーの旅行代を盗んでいたことや、数々の嘘が発覚し、9年間を無駄にしてしまった元上司鳥山。

 

人間関係をちゃんとしておけば、こんなことにはならなかっただろう。

 

わたしはといえば、オーナーの計らいで下げられた給料分をいただくことに。

 

人生最大のピンチを乗り切ることができた。

 

離婚も成立し、借金500万円は1年で完済。

 

財産は人

 

そのことを身に染みて感じた出来事でした。

 

話は「オレ、ケンカ強いで!」からの翌日に戻ります。

 

事務所に行くと、鼻を真っ赤にして泣いている鳥山が。

 

事務所から出ていく鳥山のうしろ姿を見送り、出会った頃を思い出す。

 

この人はお金さえ手にしなければ、こうはならなかっただろう。

 

さらば、元上司、さらば元友達。

 

それからオーナーと何気ない会話。

 

「いやぁ、僕も最初の頃5万円の給料で頑張ってましたからねw」

 

「は?5万円で働かすワケないやん。

 

鳩山に25万円渡してたで!」

 

は?

 

END

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エピローグ

 

 

あれから上司鳥山がどうなったのか?

 

気になりますよね。

 

風の噂では、1人ついていったお店の女性とお店をオープン。

 

その女性と不倫関係になり、シクシクと膝の上で泣いていたそうです。

 

「オレは元暴走族だった!」

 

そんなウソもついているとか。

 

相変わらずのようです…。