「オレ40代になってまだ独身…やばい！」
そんな声が聞こえてきました。
あなたもそうですか？
分かります。
シャルウィダンス？
レッツしんちゃんです。
今回は、40代独身をヤバいとかけらも思っていない男性の感動エピソードを紹介しようじゃないか？
「そんな独身の楽しみ方もあるんだ！？」
この記事を読み終わった頃には、あなたも独身であることに誇りを持っているはず。
『女子高生と40代独身男性の旅』で得たものとは？
40代独身男性の過去『大暗黒時代』
私には「アニキ」と呼んでくれる兄弟分が何人かいます。
そのうちの1人が私から見てハイスペック。
ちなみにアニキ呼ばれている理由は、頼りがいがあるからではなく、たまたま年齢が上だっただけ。
「オレがアニキだと飯代おごらなアカンから、アニキ交代して！」
そんなことをよく言っています。
その弟分との出会いは22歳くらいの頃。
あだ名は『煮物』。
あの頃つるんでいた友達は皆貧乏で、8人でお金を出し合って200円。
スーパーのもやしを買って食べたり、「お腹すいた」が口癖。
大阪に大国町というところがあります。
新世界は知っていますか？
その近くです。
そこで過ごした1年半を『大国町時代』と呼び、
「どんなことがあっても、あの頃があったから乗り越えられる！」
そう思わせてくれる大暗黒時代。
夢を叶えるために上京する者、夢をあきらめ新しい道に進む者。
ただただ落ちぶれていく者。
それぞれの道を歩み始めた若者たちは、大国町から去っていきました。
絶対にプロのミュージシャンになる！
煮物は、夢をあきらめ新しい道に進む者。
その時、煮物との約束が
「オレらって落ちこぼれやん。
このまま若い頃は良かったっていう大人にはならんぞ。
お互い上を目指そうぜ！
次に会う時は、海賊の高みだ！」
海賊の高みだと言ったか言ってないかは謎ですが、あの約束があったからこそ、どんなに苦しい時も踏ん張れた。
それから10数年後、久々に煮物と会うことに。
独身関係なくない？
あなたはそう思っているでしょう。
その通りです。
この話は必要なので、我慢してください。
女子高生の話につながります。
仕事に追われる日々
久しぶりに会った兄弟分『煮物』は、とても輝いていました。
私は私で、「煮物に会うのはまだ早い。」
あの時の約束を果たすために、誇れる自分になってから。
その想いで仕事に追われ、女の尻を追っていました。
女性を扱う仕事だったので、女性と遊ぶのも仕事なんです。
煮物はプログラマーになり独立。
独立するまでの努力は並み大抵ではありませんでした。
彼も私のとの約束を忘れていませんでした。
約束に乾杯。
あの酒の美味さは忘れられません。
独身関係ある？
あなたはそう思っているでしょう？
ここからです。
連絡を自分から取らない40代独身男性
兄弟分の『煮物』。
ハイスペックと書きましたが、私から見て謎な部分があります。
自分から連絡を取らないこと。
「何で？」と質問すると
「自分から連絡できへんねん！」
その答えに対し
「ケータイって知ってる？通話ってボタン押すだけやでｗｗ！」
「それができへんねんｗｗ！」
自分から連絡ができない煮物。
そんな彼の心の扉を開き、手を差し伸べます。
「リンゴ村っていう村創りコミュニティに入らへんか？」
人とあまり関わらない煮物を、このまま誰にも知られずに終わるのは勿体ない。
私の村創りの村に、煮物がいたほうが面白い。
そんな想いを持って誘うも断られてしまいます。
「アニキはオレをどうする気や？」
そんなことを言いながら、何度目かの誘いでコミュニティに入り、数々の出会いが彼には待っていました。
50代女性とのつながり
コミュニティのオフ会で、煮物はどんどん人気者に。
仲の良い人達が増える中に高知に住む50代の主婦がいました。
その主婦の娘さんがイラストを描いていると知り、紹介してもらうことに。
仕事を依頼し、その後も42歳独身男『煮物』と女子高生の娘さんの友達としての関係は続きます。
2022年の2月に煮物がある計画を立てます。
50代主婦と娘さんを東京に招待
そこで未来ある娘さんに色々と感じてほしい。
交通費、宿泊費、食費など費用はすべて煮物が出す。
計画には、1人1万5000円から2万円の高級豆腐屋さんも。
東京タワーの下にある、あの『うかい』です。
カッコいい！
独身のかっこいいお金の使い方に痺れる。
「アニキも来てーや！」
私も誘われましたが1度断ります。
高級豆腐屋をおごってもらえるということで参戦することを誓う！
40代独身男の東京旅行
2022年11月。
遂にこの日がやってきた。
40代独身男性『煮物』と50代主婦、18歳の娘の謎が多すぎる旅行。
それを横で見守る私。
人生は「たすきをつないでいく」こと。
誰に言われたか忘れましたが、自分が得たものを次の世代へ。
自分の子供ではなくても、若い人達に自分のたすきを渡していく。
「もう40代なんだから、若い人にどんどんgiveしていきなさい。」
そんなことを思い出しながら、その様子を見ていました。
2泊の旅行中に親子からのサプライズ。
煮物が1番好きなお酒がプレゼントされ、感動する姿を隠し撮り。
40代独身の人生も捨てたもんじゃない！
こんな生き方もあるんだ。
私もこの旅行に参加できて、本当によかった。
心から思えました。
女子高生に、この旅行がどんなモノだったのかは分かりません。
今後の人生に何も影響がないかもしれない。
それでも、煮物がやったことは煮物にとって今後の人生を変える大きな出来事になると私は思います。
旅行後も、その親子と煮物の関係は続き、旦那さんと息子さんとも仲良くなったとか。
独身だからといって人生はやばくありません。
彼の意志は次の世代へ。
レッツしんちゃんでした。
今夜もシャルウィダンス？
